[ラクトフェリン物語]   第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回
 第6回
  朝日新聞で報道された「医薬品」としてのラクトフェリンへの期待   
11月22に掲載された朝日新聞の記事は、東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科の佐藤淳・助教授のグループがラクトへ鈴を体内に吸収しやすくする方法を開発した記事です。
 その手法は血中で分解されにくいとして抗ガン剤などの注射薬で用いられている水溶性高分子化合物のポリエチレングリコールに注目して、これとラクトフェリンを化学反応でけつごうさせたもの。こうすればラクトフェリンの表面が覆われる形になり、口から摂取しても胃酸で分解されにくく、腸まで到達し、腸管から吸収しやすくなるというものです。考え方は「ラクトフェリンg」のコーティング手法と同じような視点にたっています。
 そして、その効果としては抗リウマチ薬、慢性疼痛の治療薬、などとして医薬品への応用ができるという考え方にたったものです。
 助教授は製品化すれば年間数百億円規模の売り上げになるが、企業だけでは開発も難しいので、企業と大学の産学連動なら可能だ、という見解を発表しています。
現在では、健康食品としてしか許可されていないラクトフェリンですが、医薬品として商品化されれば、その与える影響は膨大なものがあるでしょう。

(写真)11.22の朝日新聞記事


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