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いままでラクトフェリン効果は動物実験で試されてきましたが、今年の9月、日本癌学会により、人間での本格的研究が発表されました。その内容を9月22日の読売新聞等でも報道されています。
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テストは、日本ガンセンターの中央病院で、すぐには内視鏡切除の必要がない直径5ミリ以下の腺腫が見つかった104人に協力を求め、3つのグループに分かれて行われました。その内容は「1日3グラム」「1日1・5グラム」を摂取する群と、ラクトフェリンを含まない偽薬を摂取する群の計3群に分けて、1年後に腺腫の変化を比較するという物でした。その結果は (1)偽薬の群では直径が平均6%増大 (2)1・5グラム摂取群では2・1%の増大 (3)3グラム摂取群では4・9%の縮小 というものでした。そしてこの事実が発表されたのです。
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この結果からみると、明らかに「大きくなるとがん化する可能性がある大腸ポリープ(腺腫(せんしゅ))を縮小させる効果がある」ことが、国立がんセンターがん予防・検診研究センターの神津隆弘室長らの調査で分かったということになります。これは9月28日から横浜市で始まる日本癌(がん)学会で発表されました。
また、3グラム摂取群では、血中のラクトフェリン濃度が高く保たれ、免疫細胞の一種であるNK細胞が活性化することも分かり、赤ちゃんの免疫力向上に力を発揮したラクトフェリンが、きちんと胃を通過させて腸まで送り届けてやれば、大人でもすばらしい効果を発揮することが実証できたのです。
神津隆弘室長によれば「腺腫を縮小させる食品成分が見つかったのは初めて。ラクトフェリンの摂取で、腺腫の増大が抑制できるのであれば、大腸がんの予防効果も期待できる」とラクトフェリンの可能性に大きな期待をかけています。
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